うさぎさんのごはん

ペレット2

テトくんは8歳で、切歯、臼歯ともに不正咬合があります。
月に一度は病院で歯をカットしていただきます。
上下の歯が噛み合わないため、
4週間くらいすると、こんな感じにのびてしまいます。

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目立つ切歯の不正咬合より、臼歯の不正咬合のほうが問題です。
テトくんの臼歯では牧草や野菜などは食べられません。
ペレットが全てのテトくんにとって、ペレットの選択はとても大きな問題です。

テトくんはバニーセレクションメンテナンスをずっと食べていたそうですが、
かかりつけの獣医さんや知り合いの獣医さんに相談にのっていただき、
ペレットの見直しをすることにしました。

それは年齢的なものと、オシッコの白濁が気になったからです。
結石などの予防の意味合いからも、
どんなペレットが今のテトくんにとって理想的なのか、考えようと思いました。

かかりつけの病院ですすめられたのがTimmy、バニーベイシックスTでした。
それはこの二つのペレットが高繊維質だからです。

知り合いの獣医さんに相談すると、
テトくんに合わせたごはんを考えて下さいました。

まずバニーセレクションメンテナンスをバニーセレクションシニアに、
体重、体調に気をつけつつ、少しずつ時間をかけて、完全に切り替えました。
この両者は同じメーカーでチモシー、アルファルファを原料としていて、
たいした違いがないので、特に問題なく切り替えられました。

バニーベイシックスTはチモシー主体で、粗繊維が高い分、まずいので、
ほんとに少しずつ増やしていかないと、テトくん、お残しをします。

だったら、食いつきのいいおいしいほうをあげれば?と思われる方も
いらっしゃるかもしれませんが、
草食動物は常に胃腸を動かしてお腹の調子を整えるので、
繊維質の高いものは大事です。

Unti1

写真は1枚の紙の上にのせた乾いたうんちです。
書き込みにあるように
向かって左上がテトくんのバニーセレクションシニアのうんちです。
左下がバニーセレクションシニアに
バニーベイシックスTを少しだけ混ぜたうんちです。

見た目で明らかに大きさが違うのがわかると思います。
またアルファルファはマメ科の牧草なので、カルシウムも多く、
年齢のいった子は尿路結石の心配もでてきますし、
栄養価も高いので肥満にもなりやすいです。
アルファルファベースのペレットも同じことが考えられます。

でも完全にバニーセレクションシニアは切らず、
これからバニーベイシックスTとの黄金比を探していきたいと思います。
これはいただいたアドバイスによるものですが、
他の方にも参考になると思いますので、理由を書いておきます。

普段チモシーを主食としている子でも、
病中病後や体調を崩して体重が落ちているときなど、
栄養価の高いアルファルファを与えることがあります。
でもアルファルファはマメ科なので、お腹にガスがたまりやすいです。
普段、アルファルファを全く口にしていない子
(アルファルファの含まれたペレットを食べていない子)は
特にそうだそうです。
だから、普段から多少アルファルファの入っているものを
口にしているほうがいいというのが一つの理由です。

日本で作られているペレットには、
ほんとんどアルファルファが入っています。
チモシーのみで余計なものが入っていないうさぎさんのペレットは、
OXBOWのバニーベイシックスT、APDのTimmyなどです。
何かあって、これらが手に入らなくなったときに、
日本のメーカーのペレットには、
これらと同じチモシーだけのものがないというのがもう一つの理由です。
食べ慣れたもの以外は口にしない子が多いうさぎさんにとっては大変だし、
アルファルファを食べ慣れていないことで、お腹が張っても困るからです。

牧草を食べていて、補助的にペレットを食べている子ならともかく、
テトくんのようにペレットが全ての子はどのペレットを選ぶかで
これからの健康状態を左右することにもなるので、気をつけていきたいです。

画像右側ににあるぷ~ちゃんのうんちについては、
牧草 のところで書きたいと思います。

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ペレット1

飼っている子に何をあげるかというのは、
その子の健康や寿命も左右する、とても大事なことで、
飼育環境の中でも大きな部分を占めると思います。

うさぎさんのごはんについては
牧草、野菜(少量の果物)、ペレットの三本柱で考えるのが一般的ですが、
中にはペレットだけやペレットなしを推奨する獣医さんもいらっしゃいます。

私はうさぎさんにとってよいごはんは一つではなく、
その子その子の状態によって違ってくると思っています。
同じ子であっても病気のときや換毛期などはまた違ってくると思います。

たとえば、今うちにいるぷ~ちゃんはまだ若く、
一般的なうさぎさんのごはんですが、
テトくんは切歯、臼歯ともに不正咬合があり、牧草や野菜が食べられません。
ですから、当然2ぴょんのごはんの内容は違ってきます。

まずは一般的なうさぎさんのごはんです。
私は牧草を主に、ペレットを足りない栄養を補う意味で少し足し、
おやつというか、ごはんにアクセントをつけるような感じで野菜をあげています。

牧草や野菜を食べるときは、うさぎさんの歯は横の方向(左右)に動き、
その咀嚼で歯と歯をすり合わせ、
歯が必要以上にのびるのを防いでいるそうです。

でもペレットは歯が縦の方向(上下)に動き、
力で押し潰すそうです。

また草食動物は生きていくために、常に胃腸を動かさなければならず、
栄養価があまり高くない、繊維質の高いものをたくさん食べる必要があります。

歯や胃腸のことを考えると、牧草を主に考えるのがいいと思われますし、
嗜好性の高いペレットをたくさん食べてしまうと、
牧草は食べなくなってしまうし、あげすぎると肥満にもなるし、
ペレットは補う程度でいいと思います。
それに季節の野菜をアクセントにすれば、
牧草とペレットだけよりも食べる楽しみが増えると思います。

元気な子なら、どんなペレットかというよりも、むしろ量だと思います。
牧草を食べてもらうために、ペレットの量を抑えることのほうが大事でしょう。

とはいえ、うちの子にはどんなペレットがいいのかな?と悩みますよね。
私は原料と粗繊維質で選んでいます。

原料は大きく分けてアルファルファとチモシーの二つです。
牧草でご存知だと思いますが、
アルファルファはマメ科で栄養価、嗜好性ともに高いのです。
チモシーはイネ科でローカロリーで繊維質が高いですが、嗜好性は劣ります。

イネ科の牧草をしっかり食べているうちはいいのですが、
年齢とともに不正咬合など歯に問題がでてくると、
牧草を食べられなくなることも考えられます。
そうなったときに嗜好性のよいアルファルファベースのペレットに慣れていると、
食べ慣れない、まずいチモシーベースのペレットを食べてくれません。
胃腸のためには粗繊維の高いチモシーベースのペレットのほうが望ましいです。

ですから、うちではチモシーベースのペレットをメインにしています。
それにアルファルファも入っているペレットを加えています。
これはうさぎさんを飼っていらっしゃる、獣医師の免許を持つ知り合いからの
アドバイスによるものです。
アルファルファベースのペレットを加えることには理由が二つあります。

まず一つめの理由はアルファルファはマメ科で
普段アルファルファを食べたことのない子が食べると、
お腹にガスがたまることがあるからです。
病気などで体力が落ちたときに、はじめて、
栄養価の高いアルファルファベースのペレットをあげて、
異常発酵でお腹にガスがたまると、具合が悪くなってしまいます。
普段から少しずつ食べていれば、体力が落ちたときに量を増やせます。

二つめの理由はチモシーベースのペレットを発売しているメーカーが少なく、
外国のメーカのものが主なので、
何かの理由で製造中止や輸入禁止になったときに、
ペレットの切り替えができるようにです。

ぷ~ちゃんは朝はTimmy、
夜はバニーベイシックスTとバニーセレクションシニアを
半々位に混ぜてあげています。
ぷ~ちゃんは体重が2170g前後で、朝20g、夜40g位で
その時々に合わせて調節しています。

Timmy (チモシー)粗繊維30%前後
バニーベイシックスT (チモシー)粗繊維25~29%
バニーセレクションシニア (チモシー・アルファルファ)粗繊維18%以下

また試供品など、なるべくいろいろなペレットを試すようにしています。
これは将来の選択肢が広がるようにです。

Pereto

長くなってしまうので、続きは次回に。
次回は不正咬合があり、ペレットの選択が大きな意味を持つテトくんの
試行錯誤の様子をお伝えします。

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